女と黒

“黒”



最高の上品さを奏でる色でもありながら、ひとつ間違うと品のない色ともなる
色のない色、“黒”。

「白と黒には絶対の美しさがある」
「色を多く使う服ほど醜い」

というココ・シャネルの言葉は知る人も多い名言であろう。

ココ・シャネルは黒を喪服の世界から、モードの世界へと昇格させた黒使いの魔術師。
「この一着だけでシャネルの名は不滅だ」と言わしめた“リトルブラックドレス”のエピソードは言わずとも。

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【ココ・シャネルという生き方(新人物文庫)より】

茶道という“わびさび”の伝統の世界でも、“黒楽”のお茶碗は、最も崇高な空間を作り出すシンプルの極み。
最高に美しいと思う。

なにしろ、“黒”というのは奥が深い。

そして私の思うお洒落な女の条件。それは・・・・

「黒をノーブルに使いこなす人」

それは女の誰しもが持ちえる“黒”の部分の見せ方とも共通する何かがあるかな。

内面も外見も“黒”がいさぎいい、ってのが“黒”の見せ方上手な“いい女”。
どうでしょう?



「黒はすべての色にまさる。あたしが作った黒のドレスは、白い衿とカフスをつけると、毎日パンのように飛ぶように売れた。 誰もがそれを着た。」by ココ・シャネル

ベビーシャワーという名の下で、“黒”は難しい色のひとつ。
シャネルが施した白い衿とカフスのように、黒を素敵な贈り物に仕上げることができるか。

ダイパーケーキの“黒”

シャネルのドレス革命ならぬ、ダイパーケーキ革命(おーーーげさな・笑)に
ちょっと挑戦してみることにしまーーす!

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